不動産の一括査定とは?仕組みやメリット・デメリットをご紹介

2022-10-01

不動産の一括査定とは?仕組みやメリット・デメリットをご紹介

この記事のハイライト
●一括査定とは、一度で複数の不動産会社に査定依頼ができる仕組み
●一括査定を利用すれば、売却価格の相場を把握することが可能
●一括査定では、どの不動産会社の査定価格が適正か判断するのが難しい

不動産を売却する際には、まずご自身が所有する不動産がいくらで売れるのかを把握する必要があります。
価格査定の方法にはいくつかありますが、1つの方法として挙げられるものが「一括査定」です。
こちらの記事では、不動産の一括査定の仕組みや、メリット・デメリットをご紹介します。
茨城県県南地域(牛久市、つくば市、龍ケ崎市、取手市、守谷市、土浦市、阿見町)で不動産の売却をご検討の方は、ぜひ参考にしてください。

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不動産の一括査定とは?一括査定する仕組み

不動産の一括査定とは?一括査定する仕組み

不動産の一括査定とは、複数の不動産会社に一括で査定依頼ができる仕組みのことです。
インターネット上のサービスを利用して物件情報を登録すれば、複数の不動産会社が物件の価格査定をおこない、売却価格がいくらくらいになるかを把握することができます。

一括査定の特徴

不動産の一括査定の主な特徴は、以下の4つです。

  • 複数の不動産会社に無料で査定を依頼することができる
  • 物件情報を入力すればある程度の売却価格を把握することができる
  • 査定価格に納得できなければ必ずしも契約する必要はない
  • 売却に関する疑問点があれば引き続き相談することができる

一括査定サービスは、基本的に無料で利用することができます。
これは、サービスの運営費用が、不動産会社から支払われる広告費や紹介料によってまかなわれる仕組みとなっているからです。
また、一括査定サービスには、全国各地のさまざまな不動産会社が登録されています。
そのため、一度物件登録をおこなうだけで複数の不動産会社に情報が行き渡り、ご自身で1社ずつ連絡を取って査定を依頼する手間がかかりません。

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不動産の一括査定とは?一括査定のメリット

不動産の一括査定とは?一括査定のメリット

不動産の価格査定をおこなう際、一括査定を利用する大きなメリットとしては、以下の3つを挙げることができます。

  • 簡単に不動産会社を探すことができる
  • 不動産の売却価格の相場を把握することができる
  • 査定価格や売却方法を比較することができる

それぞれについて以下で説明します。

簡単に不動産会社を探すことができる

一括査定のメリットの1つは、簡単に不動産会社を探すことができる点です。
通常、複数の不動産会社に対して価格査定を依頼するには、1社ずつ連絡をして依頼の手続きをおこなわなければいけません。
仮に、5社に対して価格査定を依頼したいとお考えであれば、5回も依頼の手続きをおこなうこととなります。
しかし、不動産一括査定サービスを利用すれば、物件情報の登録を一回おこなうだけで各社に情報が行き渡るため、一度の手続きだけで複数の不動産会社に査定を同時に依頼することが可能です。

不動産の売却価格の相場を把握することができる

不動産会社は、市場相場の傾向や周辺の取引事例などを参考にして、査定価格を算出します。
そのため、一括査定を利用することで、物件の売却価格の相場を把握することが可能です。
たとえば、1社にのみ価格査定を依頼し、その会社から3,000万円という査定価格を提示されたとしても、それが相場なのか判断することは簡単ではありません。
しかし、3社に一括査定を依頼し、それぞれの不動産会社が3,000万円、3,200万円、2,900万円と査定価格を提示すれば、3,000万円前後が相場価格だろうとある程度の目安をつけることができます。

査定価格や売却方法を比較することができる

一括査定サービスを利用せず、価格査定を不動産会社1社ずつ連絡して依頼する場合、不動産会社から求められる情報が異なってくる場合があります。
たとえば、ある不動産会社には「築年数」の情報を求められたにも関わらず、ほかの会社からは求められないということもあるでしょう。
上記の場合、査定するための条件が不動産会社によって異なるため、完全に同じ条件で査定価格が適正なのか比較することができません。
不動産の一括査定では、登録された情報に基づいて複数の不動産会社が査定をおこないますので、同じ条件で査定された価格や売却方法を比較することが可能です。
そのため、ご自身にとってどの不動産会社が最も良いのかを判断しやすくなるメリットがあります。

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不動産の一括査定とは?一括査定のデメリット

不動産の一括査定とは?一括査定のデメリット

不動産の一括査定には、メリットだけでなくデメリットもあります。
最後に、一括査定のデメリットを確認していきましょう。

営業電話やメールが増える場合がある

一括査定サービスを利用する場合、所在地や面積などの物件情報だけでなく、氏名や電話番号、メールアドレスを登録するのが一般的です。
そのため、複数の不動産会社から物件売却に関する営業電話やメールが執拗におこなわれる可能性が高くなります。
不動産会社が一括査定サービスに登録する一番の目的は、不動産の売却を検討している方にいち早くアプローチできるためです。
不動産会社はあくまでも営業活動の一環として一括査定をおこなっていますので、この点をしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

査定価格と実際の売却価格が大きく異なるおそれがある

一括査定をおこなう場合、通常の価格査定よりも高い価格設定がされる傾向があります。
たとえば、3社に一括査定を依頼し、2,800万円、3,000万円、3,500万円という査定結果が出てきた場合、多くの方は「3,500万円」という数字に目が惹かれるのではないでしょうか。
実際に、一括査定をおこなう不動産会社のなかには、通常の査定価格よりも20%ほど高い査定価格を提示する会社もあります。
しかし、必ずしも査定価格が高いほうが良いとは限りません。
不動産の売却価格には相場がありますので、査定価格と実際の売却価格があまりにもかけ離れていると、売却が長引いてしまうおそれもあります。

個人情報が流出してしまうリスクがある

一括査定サービスの口コミとしてしばしば見受けられるのが、「サイトから申し込んだら、依頼していない不動産会社から営業電話が来た」というものです。
原則として、一括査定サービスの運営会社も不動産会社も利用者の個人情報を本人に無断で漏洩することはできません。
個人情報を漏洩するのは違法ですので、運営会社や不動産会社が情報を漏らしたとは考えにくく、口コミが嘘の情報である可能性も十分あるでしょう。

価格査定は1社に依頼するのがおすすめ

一括査定を利用する一番のデメリットは、どの不動産会社の査定価格が適正なのか判断するのが難しい点です。
仮に、査定価格が一番高い不動産会社を信頼し、相場よりも高い売却価格に設定してしまうと、不動産売却が長引いてしまうおそれがあります。
反対に、売却が長引くのをおそれて、査定価格が一番安い不動産会社を信頼し、相場よりも安い価格に設定してしまうと、得られるはずの売却代金を得られず損してしまいます。
「どの査定価格が適正なのか自分で判断できるか心配」とお悩みであれば、一括査定を利用せず、一つの不動産会社に査定を依頼するのがおすすめです。
たとえ、1社にしか価格査定を依頼しないとしても、根拠のある価格査定ができて信頼できる不動産会社であれば、スムーズに売却を進めることができるでしょう。

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まとめ

今回は、不動産の一括査定の仕組みや、メリット・デメリットについてご紹介しました。
一括査定を利用する場合、査定価格が適正なのか、信頼できる不動産会社はどこかをしっかりと判断できる能力が求められます。
「査定価格が適正なのか判断できず、自分に合っている不動産会社がどこか分からない」とお悩みであれば、「あおぞら不動産販売」までお気軽にご相談ください。
あおぞら不動産販売では、茨城県県南地域(牛久市、つくば市、龍ケ崎市、取手市、守谷市、土浦市、阿見町)を中心に不動産売却に関するご相談を承っております。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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